ニュース：子供のアトピー苦に無理心中

5日に以下のような痛ましい事件がありました。

○無理心中？：アトピーに悩み息子２人殺害か、母重傷　岩手(2005.5.6 毎日新聞)

夫は「妻は息子２人のアトピー性皮膚炎で悩んで夜も眠れず、近く病院に行く予定だった」と話しているという。

ということで、子供のアトピー性皮膚炎に悩んだ母親が無理心中を図ったとのことです。とても悲しい事件ですね。あまり人事には思えませんでした。

尋常性乾癬やアトピー性皮膚炎などの場合、発症した際に見た目がすごくなるので、それによる本人及び家族の苦しみはとても大きかったと思います。でも、まずは病院などに行き医師と話すことが出来れば今回のような事件は起きなかったんだろうなぁと思うととても残念です。

現状特効薬などがない訳ですが、あまり悲観しすぎずにどうやって「共生」していくかを考えることが完治への扉になるのではないかなぁと思ってます。なかなか辛いところではありますが、まずは一度病院へなのかなぁ。私の場合も病院に行く勇気がなくてずるずると年月だけ重ねてしまったのが全身に患部が広がる原因の一つになったんだろうなぁと思ってますし。

5/7追記：
「わたくし、お母さんやってます」の記事より

ニュースの中の「妻は息子２人のアトピー性皮膚炎で悩んで夜も眠れず・・」という記述は、正確には「アトピー性皮膚炎の世話で夜も眠れず」ではないかと思います。



きっと、アトピーについて悩んで、考え事をしているせいで眠れないわけじゃない。子どもが昼夜構わず痒がって泣く、暴れる、掻き毟るから、お母さんは眠れないんです。

たしかにそうかもしれませんね。私自身は発症したのが中学の終わり頃でしたのでもう自分で対応できましたが小さい子だとそうもいかないよなぁ。。お母さんの苦労は並大抵ではなかったかもしれません。

これらの病気の痒みはなった人じゃないと分からないくらいすごいんですよね。。私も説明できません。それを小さい子供が背負うのですから。。