第21回クラリネットアンサンブルコンサート（2017.3.26）

先週に続いて今月2つ目のコンサートに26日出演しました。

＜第21回クラリネットアンサンブルコンサート（クラコン）＞
日時：2017年3月26日(日) 13:30開演
会場：だいしホール
出演団体（五十音順）：
・アラカン
・アンサンブル青島
・アンサンブル・べヴィトーレ
・シティブラス越後
・長岡音楽堂
・長岡交響楽団
・新潟ウインドオーケストラ
・やみてっと

1993年3月にはじまったこのコンサートもかれこれ21回目の開催になります。第1回のときは大学生だった私もすっかりおじさんに(笑)。すっかり春の新潟県内クラリネット奏者の大イベントになっております。

今回も昨年に続いて2団体での出演でした。
アンサンブル・ベヴィトーレはメンバーの都合が悪く今回は初の三重奏での出演でした。曲はチャイコフスキーの組曲「くるみ割り人形」から6つの踊りと花のワルツの計7曲を10分あまりでぎゅっと凝縮して。この曲は普段の練習でメンバーが集まらなかったときの練習曲として使っていたのですが今回やっと日の目を見ました。思ったよりいいアレンジですねー。もうカットしまくりのアレンジではありますけどオープニングを飾るいい演奏になったかなと思います。このアレンジの難しいところは「全員が平等にメロディーも伴奏もやる」ってところでしょうか。本当に平等なんです。なので普段1stクラリネットを演奏している私も低音のリズムを刻むことも多く。それぞれうまくやっていくのが大変でしたね。
そして長岡交響楽団。こちらも今年は3名での出演でした。以前おんぶんリレーコンサートでアンサンブルTYで演奏したことがあるベートーヴェンの「お手をどうぞ」の主題による変奏曲WoO28を演奏しました。この曲は本当に難しいです。どのパートも満遍なく。でも普段から一緒にやっているメンバーなので結構阿吽の呼吸でやれたかなと思います。編成も1stをEsクラリネット、2ndをBクラリネット、3rdをアルトクラリネットというように楽器を全部変えてみましたので雰囲気も変わったんじゃないかと思います。

全体合奏は「ハンガリー舞曲第6番（ブラームス）」「歌劇『魔笛』より『HmHmHm』（モーツァルト）」「グレン・ミラー・セレクション」の3曲。全員合奏なので1月から6回ほど集まって練習しましたが今回は非常に出席率が悪く、一番多いときで半分くらいだったかな。でももうこの形でやるようになって11年ですのでさすがにみなさん慣れてきたのかな、前日リハーサルからみるみるまとまってきて本番は素晴らしい演奏が出来ました。私は1stクラリネットの末席でみなさんを盛り上げる役に徹しましたけど終ってからみなさんが笑顔でいるのを見て本当によかったなと思っております。

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そして今回をもって私はこのクラコンの運営から引退することにしました。引退なので再登板はありません。記憶が確かだと第4回くらいでコンサートの司会をやったのが最初の運営の関わりだったと思います。その後宴会部長を数年やったり、第7回～第10回は実行委員長を務め、そして第11回から今回までは主として音楽面と舞台面について裏で支えてきました。
引退の話はコンサートの10日ほど前に昨年就任した新実行委員長に伝えました。その後本番準備でバタバタしてたのでちゃんと話をする時間がなかったのですが、コンサート終了後に出演者全員が集まってのミーティングの際に実行委員長からみなさんに話があり。私もその後挨拶をさせてもらいました。クラコンが始まって24年、もう四半世紀ですからね。そろそろ他の方々から新しい風を吹き込んでいただく時期なんじゃないかなと。もうここ10年くらいは役員は完全に固定化してしまって何も言わなくてもそれぞれが動いて演奏会が成立するって状態でしたからね。それはそれでいいんですけどマンネリ化にも繋がりますし。。でも、昨日も「頼むから運営から引退しないで下さいよ」っていう出演者の方からのメールがありました(苦笑)。そう言ってもらえるのはありがたいですね。でもやはり変わっていかないと！最近集客もよくなく宣伝も割とおざなりになっている部分もあります。出演者の人数もここ数年減ってきているのも気になってきております。演奏会終了時のミーティングで実行委員長からは「今後いろいろとイベントを変えていきたい」との話もありました。もちろん私は演奏の方は引退しませんので、いろいろとみなさんのサポートが出来ていければなと思っております。

とりあえず来年もコンサートは開催予定です。みなさんお楽しみに！

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○第21回クラリネットアンサンブルコンサート（いちかっこ　ジョバンニのクロソイドダイアリー）