第33回全日本アンサンブルコンテスト(3/20)
昨日土曜日は新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)で開催された第33回全日本アンサンブルコンテストの午後の部を聞きに行ってきました。全日本吹奏楽連盟主催のいわゆる吹奏楽の「アンコン全国大会」です。今年は西関東吹奏楽連盟の主管だったようで、新潟での開催でした。が、新潟県代表が1つも出場しない。。悲しいっすなぁ。
午後は中学の部22校(11地区×2校)を先に演奏して、その後職場・一般の部22団体(11地区×2団体)の演奏でした。今年から職場の部と一般の部が一緒になったんですよ。そんな訳で1団体5分以内の演奏を計44団体聴いたのですが。。
疲れた。。
途中10分の休憩1回と3分程度の休憩が2回ありましたが、あとはひたすら演奏。。約4時間半近くずーーーーーっと演奏を聴いてました。さすがにぐったり。帰宅するあたりには頭痛が(T_T)
さて、演奏ですが、やはり全国大会レベルだとみなさんいいですね。とても勉強になりました。中学生がこれまた上手で。。我々よりもはるかに高いレベルなんじゃない?みたいな演奏も。将来が楽しみですね。もちろん一般もすごかったです。
曲目ですが、クラリネット関係ではクラリネット四重奏のDefaye(ドゥファイ)作曲「オーディションのための6つの小品」を演奏している団体が多かったかな。中学なんかこの曲を3団体連続で。。前の団体も同じ曲をやってるのはある意味プレッシャーですよね。でも全国大会ですからみんな自信もあるでしょうし。。
が、この曲もそうですけど、クラリネットアンサンブルは「指を動かしまくって技術を誇示する」ような曲が多いなぁ、アンコンでは。確かにそれはそれでいいんだけどハーモニーなどを犠牲にしてるような気がしてそれは残念でした。でも、きっとそれが時代の流れなんでしょうね。。
そんな中、中学生でDanziの木管五重奏曲をやったところがあり。金賞を受賞してましたが、こういう曲をしっかりやってるのはうれしかったですね。もちろんダブルリードがしっかりしてたのもありますが。
あと残念だったのがお客さんの少なさ。元々吹奏楽関係者と全日本吹奏楽連盟のWebくらいにしかチケット販売の告知してなくて、チケット購入もネット販売とチケットぴああたりでしかやってなかったから。。ざっと見たところ中学の部は半分ちょっと、一般の部は3割程度しか客席埋まらなかったかなぁ。まあ仕方ないとは思うんだけど、こういうのは新潟県吹奏楽連盟がもっとしっかりとがんばって欲しいですけどねぇ。。
最後にプログラムについて。新潟市のシンボルである萬代橋の初代の木橋の出来た当時の絵ですね。新潟をアピールするにはよかったかな。ちょっとうれしかったです。
来年の全日本アンサンブルコンテストは鹿児島での開催だそうです。新潟県の団体もぜひ頑張って出演して欲しいですね。
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コメント
おはようございます。全国大会は過密スケジュールなんですね。初めて知りました・・・
福岡地区では中学・高校の部と大学・職場一般の部が二日間に分かれて開催されるため比較的休憩も多くゆったり聞けますが。
コンクールだからなのかクラリネットはテクニックに走ってしまいがちですね。特に最近はそういう傾向にあるように思えます。
特に現代曲なんかを演奏すると楽譜を吹いて終わりっていうパターンが多々でてきます。
じっくり腰をすえて楽しく曲を掘り下げて演奏したいですね
レポありがとうございます
投稿: clclwind | 2010.03.22 08:50
clclwindさん:
コメントありがとうございます。
そうなんですよ、1日で全部門やるのでもうギッチリ!我々はまだ聞いてるだけなのでいいのですが、審査員の方は本当に大変だと思います。
個人的にはクラリネットはテクニックはさておきハーモニーで勝負してほしい!と思ってるんですが、吹奏楽の曲自身がかなりクラリネットにテクニックを要求するのばかりでなかなかハーモニーの練習してないでしょうからしょうがないのかなぁ。。
来年は鹿児島だそうなので、もし可能でしたらぜひ一度全国大会も体験していただければと思います。いい経験になりますよー。
投稿: Daa | 2010.03.22 17:25