那須会津旅行(2009.05.30)-後半
那須高原をどんどん登って行ったのは昨年無料化した旧那須甲子道路を通って会津を抜けようと思ったからです。同じ道を通るのもつまらないですしね。で、那須温泉を登っていると突然「殺生石」というなんか怖い文言が目に。思わず車を停めました。
この看板が妙に恐怖感を誘います。
殺生石を見る為に駐車場と無料休憩所(!)、そしてトイレなどがありました。車は10台ほど停めれます。
案内看板です。殺生石の下にある「鹿の湯」なども書かれています。
殺生石の伝説の書かれた看板です。妖狐が化けた姿が今の殺生石ってことなんですね。毒を吐いてというのは確かにその通りで、この殺生石の周辺だけ一切草が生えてませんからねぇ。。
入口から殺生石の方を向かって撮影。この周辺だけ一切草が生えていなくてまさに「賽の河原」な雰囲気があります。
殺生石に向かう途中にはたくさんのお地蔵様もありました。親不孝を戒める為にお地蔵様が出来、その周りにも奉納されたお地蔵様が数百体。。手を合わせてきました。これは写真ありません。
ゴツゴツした石がたくさんあります。
硫黄の臭いもする岩地 posted by (C)Daa
直接硫黄などが出ているところを歩かなくていいように木で歩道を作ってあります。
ここが殺生石です。付近は危険ということで立ち入り禁止になっております。ガイドさんがいて、先客の方に説明をされていました。
別な角度から殺生石を。本当に霊気が漂っている感じでした。
ふもと側にあった元湯ノ花採取場です。今は別な場所で取ってるようですね。
さて、ここでちょっと休憩をしてからさらに山へ。本当に福島県側に抜けれるのかなぁと思いつつ昨年無料化した旧那須甲子道路を走りました。
写真が撮れればよかったんですが、まさに濃霧(T_T)前もよく見えない中のドライブでしたので写真なんてとてもとても。。残念でした。きっと天気がいい時は絶景なんだろうなぁ。
何とか頑張って国道289号に出た後はいよいよこれまた昨年開通した「国道289号甲子道路」へ。この道が出来る前は甲子温泉の「大黒屋旅館」の敷地内の登山道に国道標識があるということで国道マニア必見の地だったようですが、甲子トンネルの開通により旧道の国道指定は解除になってます。
この甲子道路、甲子トンネルをはじめいくつものトンネルで白河と会津を結んでいますが、地すべりの影響でトンネルを掘りなおすなどの大工事が行われたそうです。その辺りの事情はこちらを参照。
この区間は一気に駆け抜けましたが、上記のページで紹介されている「途中分岐のきびたきトンネル」はしっかりと見てきましたよ。走行中の車の中からでしたが。
長さ4,345mの甲子トンネルを抜けて会津へ。少し道を下っていくと真新しい道の駅がありました。「道の駅しもごう」というところです。4月末にオープンしたばかりだそうです。
○道の駅しもごう(東北道の駅マップ)
○>道の駅しもごう(Wikipedia)
場所はこちらです。現在甲子トンネルから道の駅辺りまでは工事中だそうで、旧道をまだ使用してるそうですね。
この道の駅は売店やレストランなどもあります。うちはここで「じゅうねん味噌」を買いました。その後まだ食べてませんが楽しみにしています。
最後に寄ったのは「塔のへつり」。阿賀川(この辺りでは大川と呼んでるそうです)に侵食されて崖が面白い形になってます。
場所はこの辺り。国道121号から曲がり、会津鉄道の塔のへつり駅(夕方ということもあってかちょっと薄暗かったですね)の脇を通っていくとお土産屋などのある場所に到着します。
時間帯が既に18時を過ぎていたということもあってか他に観光客はカップルが1組だけ。お土産屋などもみんな閉店していたので結構淋しかったですね。。
塔のへつりの案内看板 posted by (C)Daa
町の建てた看板。こんな風景なのかなぁ。。
でも、実際見てみたら
塔のへつり posted by (C)Daa
結構緑があって逆に分かり辛い(o_ _)o
吊り橋を渡って反対側にも向かいました。途中から見るとこんな感じ。
つり橋から見る塔のへつり posted by (C)Daa
侵食してへこんでいるスペースがありますが、ここはその昔県道として一般の方々が歩いていたらしいです(ひぃ)。今は観光客も危ないので立入禁止になってますが。
そのあたりの事情はこちらから。
上記のレポートにあったサビサビの橋はちゃんとありましたね。でも怖い。。
時間も時間だったので軽く見てから車に戻りました。この水はそのうち新潟市まで流れるんだよなぁと思うとそれもまた感慨深いものがありましたね。
この辺りでかなり体調も悪くなってきたのでセカンドバッグに常備していた「冷えピタ」をおでこに貼り、車を運転して何とか新潟市まで帰ってきました。さすがに日帰りで400km以上走行はきつかったなぁ。やはり遠距離行く時は泊まりにしましょう。
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