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フランス国立ロアール管弦楽団新潟市民招待特別演奏会(2008.5.7)

フランス国立ロアール管弦楽団の配置
フランス国立ロアール管弦楽団の配置 posted by (C)Daa

5月11日~13日まで新潟市で開催されるG8労働大臣会合を記念して、新潟市の交流協定都市であるフランスのナント市から来日しているフランス国立ロアール管弦楽団の演奏会に行ってきました。この演奏会は新潟市の主催で、新潟市民1500名を無料招待(ハガキ申込要)しました。

~フランス国立ロアール管弦楽団新潟市民招待特別演奏会~
日時:2008年5月7日18:30~
会場:新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)コンサートホール

曲目:
・クープランの墓(Ravel)
・ハバネラ(Saint-Saens)
・序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 Op.28(Saint-Saens)
・交響曲第7番 ロ短調 D.759「未完成」(Schubert)
・序曲「レオノーレ」第3番 Op.72b(Beethoven)

指揮:ペーテル・チャバ
ヴァイオリン:戸田 弥生

アンコール:劇音楽「ロザムンデ」序曲よりAllegro(Schubert)

今回は実は申込は忘れていて期限が過ぎてしまい、行けないなぁと思っていたのですが、コンチェルト2号さんから入場券ハガキを分けていただきました。感謝感謝です。

フランス国立ロアール管弦楽団はちょうど昨日まで東京で行われていた「ラ・フォル・ジュルネ2008」のために来日していました。せっかくなのでもう1日ということで新潟市が働きかけたのかな?と思います。会場は8割程度かなぁ。結構入っていましたね。自由席ということもあって開演10分前に入った時点ではいい席は既になく(T_T)、少し探して3階席に座りました。いつもの2階席とは左右逆でしたので見た目も結構違って新鮮でした。でも、3階席は高所恐怖症の私にはちょっとキツイですな。。

曲についてはラ・フォル・ジュルネでやったシューベルトやベートーヴェンを後半に持ってきて、前半はお得意のフランス物で勝負でした。管楽器のメンバーは首席2名+2nd1名という布陣だったのかな?曲によってトップが替わったりしてましたね。ファゴットについては2名がバソン、1名がファゴットでした。

前半の曲は本当に楽しそうに、そして自然に演奏してましたね。結構楽しく聞けました。サン=サーンスのヴァイオリン曲2曲についてもソリストとオケの親和性がすごく高くて聞いてて気持ちよかったですね。

でも、後半は。。なんか「ドイツものは苦手なのでカチッと演奏します」って音だったんですよね。指揮者はオケにしっかりと要求してるんですがオケが全然応えてない感じ。特に木管がダメだったなぁ。確かにフランスのオケなのでドイツ物は得意ではないかもしれませんが、あまりそれは見せないで欲しかったかな。そこがちょっと残念。

そうそう、「招待演奏会」ということもあってクラシック音楽に慣れてない方も多く、楽章間で万来の拍手に。。なんてのもありましたが、その際の指揮者の対応がよかったですね。無視するわけではなく、両手を下に下げて「拍手は終わりね、まだあるからね」というジェスチャーをやってましたが、それで拍手がピタッと止まったのはさすが。まあ嫌な態度をとるのではなく、しっかりとこういうジェスチャーなどでお客さんに訴えるのは良かったかも。

ちなみに演奏終了予定は「20時頃を予定」とのことでしたが、実際終わったら20時45分。アンコールも1曲でしたし、ちょっと見通し甘かったんじゃないかなぁ。その為他の演奏会に比べて後半途中で帰る方が多かった気がします。主催者側はちゃんと終演見通し立てて欲しいかな。

ちょっと苦言も多かったですが、全体的には楽しかったですよ。平日に本番聞けるのもいいですね。普段は仕事に追われてなかなか聞きにいけないので。。今日は会社はほぼ定時上がりで「逃げて」来ました(^_^;)明日何もなければいいけど。。

参考:
ロワール管弦楽団演奏会と浮世絵。(コンチェルト2号感動の毎日)
フランス国立ロワール管弦楽団市民招待特別演奏会(コンサート日記)

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