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ジャパンチェンバーオケ演奏会(7/23夜)

2005国際クラリネットフェスタTAMA東京参加レポート(23日昼)」の続きです。

23日夜の演奏会はクラリネットが入った協奏曲3曲を演奏するジャパン・チェンバー・オーケストラの演奏会でした。

<ジャパン・チェンバー・オーケストラ 第12回>
日時:2005年7月23日 19:30〜(地震の影響で開演が30分遅れました)
会場:パルテノン多摩 大ホール
演奏:ジャパン・チェンバー・オーケストラ
曲目とソリスト:
○ディヴェルティメントニ短調K.136(Mozart)
○クラリネットとフルートのための協奏曲Op.41(Danzi) Cl:山本正治,Fl :佐久間由美子
○クラリネットとファゴットのための小協奏曲(R.Strauss) Cl:W.フックス,Fg:岡本正之
○クラリネット協奏曲(Copland) Cl:C.ナイディック

座った席は3列目の左端辺り。ポップス系のコンサートじゃないので前ってのも辛いなぁと思いつつ開演を待ちました。

1曲目はジャパン・チェンバー・オケのみの演奏でMozartのディベルティメントを。最初の音が出た瞬間ちょっと身震いしました。いやぁ、すごい優美な音! Mozartを本当に楽しんだ演奏です。指揮者無しという点でも少し不安はあったのですが、コンサートマスターの矢部達哉氏を中心に完璧にまとまってましたね。なんか感動。。

そしてお待ちかねのコンチェルトタイム。まずはDanziのドッペルコンチェルトでした。指揮者無しということで、ソリストは指揮台のある位置に並んで登場。Danziは何回かCDでは聞いたことがありましたがいい曲ですよね。フルートとクラリネットの絡みがすごくよかったです。でも、クラリネットの山本正治さんはちょっとお疲れだったでしょうか。。

ここで休憩。ロビーにクラリネットの宝箱のメンバーが2人いたので歓談。Nさんはホルツの会の昼のアンサンブルに出演されていたのですが、すぐ側にベルリンフィル首席のフックス氏がいたとのことで、「すごかった!」と感動されていました。

そうこうしているうちにベルが。後半の始まりです。海外からのゲストの演奏です。最初はリヒャルトの小協奏曲。クラリネットが吹きはじめたら。。おおお、すごい!確実な演奏なんですがその中で縦横無尽に駆け回る(分かりにくくてすみません)という演奏でしたね。ファゴットの岡本氏も負けず劣らずの演奏でフックス氏のクラリネットと非常によくマッチしています。この曲技術的にはすごく難しいんですよね。。なんかただただ聞きほれるうちに時間が過ぎていきました。
終了後万来の拍手。いやぁ、すごかったなぁと思っているとアンコールが。プーランクのクラリネットとファゴットの為のソナタでした。これも難曲なんですが絶妙なコンビネーションで演奏。少しおどける動作もあったりして楽しく聞かせてもらいました。

少しブレイクがあって今度はナイディック氏登場。コープランドの協奏曲です。思えばこの曲はほとんど聞く機会がなかったんだよなぁ。。と思っているうちに演奏がはじまりました。この曲はベニー・グッドマンに捧げた曲だけあってジャズテイストな仕上がりですが、非常に技術的にも難しい曲です。そんな曲を循環呼吸を駆使してこれでもかと技巧的に演奏。。フックス氏とは違った意味ですごかったですね。アンコールも5分近く循環呼吸でアルペジオ的なメロディー吹きまくりなどなど。。いやぁ圧巻でしたね。万来の拍手の中演奏が終了しました。感動を通り越して驚きでした。

そんな訳で演奏会が終了したのは21時半。当初予定の21時からは遅れましたがまあ開始が遅れたのでしょうがないですね。終了後JAOクラリネットメーリングリスト関係のメンバーと多摩センター駅前の養老の瀧へ。1年ぶりの再会を祝し呑んで来ました。ホテル着は0時半過ぎ。。こんな時間にチェックインですみません>ホテルフロントの方。

翌日に続きます。翌日のレポートはこちらからどうぞ。

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