新潟県中越地方の気象警報、注意報の基準暫定変更

気象庁が発表している注意報、警報にはそれぞれ発令基準がありますが、新潟県中越大震災による土砂災害に備えて、明日3月1日から融雪注意報に対する発令基準が厳しくなるそうです。また、大雨注意報、警報の基準は緩和されます。洪水注意報については通常のものに戻ります。

該当地域は三条地域を除く中越地方と上越・東頸城地域とのことです。

主たる暫定基準は以下の通りです。

＜融雪注意報＞
・積雪地域の日平均気温が8度以上
・積雪地域の日平均気温が4度以上でかつ日雨量が20mm以上

＜大雨注意報＞
・1時間あたりの雨量が10mm以上
・3時間あたりの雨量が20mm以上
・24時間あたりの雨量が40mm以上

＜大雨警報＞
○上越東頸城地域
・1時間あたりの雨量が30mm以上
・3時間あたりの雨量が45mm以上
・24時間あたりの雨量が80mm以上

○長岡、柏崎、魚沼北部、魚沼南部、十日町地域
・1時間あたりの雨量が20mm(平地)30mm(山沿い)以上
・3時間あたりの雨量が35mm(平地)45mm(山沿い)以上
・24時間あたりの雨量が70mm(平地)80mm(山沿い)以上

詳細はこちらをどうぞ。
○平成17年2月24日　新潟県中越地震に伴う注意報・警報の暫定基準について(気象庁)

やはり今月何回かありました雪崩による死者発生の影響もあるのかなと思います。雪がまだまだ降り続く季節ですが、注意が必要ですね。