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携帯サイトでの災害伝言板サービスに思う

夕刊フジBLOGから。

昨年の日本は豪雨、台風、地震など大きな災害に次々見舞われたが、そのつど大活躍したのがNTT東西の災害伝言ダイヤル「171」とNTTドコモの「iモード災害用伝言板サービス」だ。これと同様のサービスが先月31日からauとツーカーでも利用できるようになった。
(au、ツーカーも「災害伝言板サービス」開始〜夕刊フジBLOG)

たしかに便利なサービスだと思うのだが。。

それぞれの災害伝言板サービスはこちら。

iモード(NTT Docomo)
EZweb(au/Tu-Ka)

NTT東日本
NTT西日本

昨年10月に発生した新潟県中越大震災の際にiモードの災害伝言板がうまく稼動したとのことで、それを元に他の携帯電話事業者もサービスを始めるようですが、ちょっと待てよ。そんなに成功したのか、これ。

地震発生時にiモードの回線は規制しなかったとのDocomoの話ですが、実際携帯は音声もメールも全然新潟には繋がりませんでした(私は地震発生時岡山にいました)。地震の影響で携帯電話の基地局もかなりやられてしまい、携帯電話を持っていても通話もメールも出来ず、ただの明かり取りにしかならなかったとの話も被災者の方々からは聞いています。一見すると非常に便利だしいいシステムのように見えますが、「接続できなかった場合」のことは考えているのかしら。

インターネットを利用した国際的な被災者登録システムもありますが、こちらも同様で登録をするパソコンが被災地にないといくらいいシステムがあっても宝の持ち腐れになります。現状では被災地に置かれる臨時の公衆電話からかけられるNTTの「171」に軍配が上がるのかな。

衛星携帯電話が普及するといいんでしょうけどねぇ。。

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